必然性

表面とは間である。surface is the between
井田照一さんの有名な概念です。学生のころ目黒区美術館で井田昭一さんの作品を拝見し、石のお話もその時知り、当時版画をおこなっていた私はいたく感じ入りました。
その当時粘土の作品を石膏取りしたときに、外側の型をとって内側に石膏をいれて表面をつくるってことに必然性を感じました。そうでしかなりえない。必然性。
それと同時に表面てなんなんだと新しい感覚にもんもんとしたことを覚えています。表面をみたときに内側からせりでてきたものであることを意識しないといけない。
井田照一さんの概念はそこにプラス外側の関係もはいってるんですよね。
このときから必然性というワードが重要になりました。