現在のワタクシとは

描くことが昔から好きでしたが、
特段に上手かったとか、
描かずにいられない性分だったとかいはうことはありませんでした。
なので、大人になって絵を改めて始め、初めて私は何かを描くのが苦手なんだと、何枚も描いてから気付きました。

もちろん基礎的なことはできますし、描けと言われれば描きます、
が、平面の中にもうひとつの世界をかきあげていくとなんだか不思議で落ち着かなくなる。それが苦手なんだとおもうのです。


何かをかくことはできる、でもその後ろ楯や根拠がない。
しばらく迷走していた時期もありました。そうこうしてるうちに和紙と出会いました。
和紙とメディウム、そしてシルクスクリーン。
この単純な関係から沢山のイメージをもらい今に至っています。

和紙とメディウムの垂直の関係性です。
ものとの関係から生じる図形、組み立てられる全体。
はじめて必然性を感じました。

平面に何かを形作る必然性がほしかったんだと気付きました。上から押さえ込む支配的なイメージではなく、ものと自分との関係から生じるイメージ。
物にははかりしれないイメージ喚起力がそなわっている。
、、、、、。
ここまでが半年前に書いた文章でした。
現在の私は制作から少し距離を置いています。
平面の、シルクスクリーン等の仕事からです。
今はものとの関係を違うところに持って行こうとしておりまする。
むくむくと形が見えてきたらまたお知らせしたいです。
そわそわ