みなさん、劫という時間の単位をご存知だろうか?

 

「4年に一度天女が舞い降りてきて一里四方の大きな岩を羽衣でさーっとなでてその岩がなくなるまでの時間の単位」

 

浪人時代にこの話を聞いて、途方もなさに言葉が詰まった事がある。生きているうちにはお目にかかれないであろう時間の一瞬だ。いろんな時間の流れ方が存在するんだということを色々考え出したのもこの単位を知ったのがきっかけだった。

刹那的時間、自分の人生の目的達成のための合理的時間、宇宙的時間、、、、。

 

岩がなくなるの見れないー、、、、。

 

そう思った時の途方も無い大きな感覚。

 

このことばから頂いたじわりじわりと浸透してゆくイメージは今も大切にしています。